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インプラント治療の流れ
歯科医師によるインプラント手術は、局部麻酔下で行われ、あごの骨にインプラント体(人工歯根)が理め込まれます。
手術後の治癒期間に、インプラント体と骨がしつかり結合し、その後にアバットメント(支台)、人工歯をインプラント体に取り付けます。
インプラントを長期的に維持させるには、インプラント治療した部分に限らず、口腔内全体を衛生的に保ち、定期検診を受けることが不可欠です。
1.調査と治療計画
レントゲンなどによって十分な診断の後、インプラント治療に関する説明を受けます。
インプラント治療は専門のトレーニングを受けた歯科医師のみが行います。
- 患者さんの全身状態の問診と口腔内の状態の診査を行います。
- あごの骨の量と質を記録するため、□の中の型を取り、レントゲン・CT撮影を行います。
- これらのデータを用いて、一人ひとりの患者さんに適した治療計画を立案します。
2.インプラント体の埋入と治療
チタン製の小さなネジのような形状のインプラントを局所麻酔で顎の骨の中に埋め込みます。
- 局部麻酔をかけて、インプラント体を埋め込みます。
- インプラント体と骨が結合するまで、期間をおきます。
- 治療期間は、インプラント体の種類、骨の健康状態、体調によって異なります。
インプラント埋入手術に伴う不自由さ痛みの程度、およびその継続期間は臼歯の抜歯と同じくらいと考えて下さい。
埋入手術は局所麻酔下で行います。
3.アバットメント(支台)の装着
インプラントと骨がしっかりとくっつくまで約6~24週間待ちます。
この期間、一般的にはインプラントの上に仮歯を入れておきます。
※骨の状態など、様々な条件により異なります。
- インプラント部分の精密な型取りを行います。
- 患者さんに適したアバットメントのデザインを選択し、装着します。
4.人工歯の装着
アバットメントに適合し,患者さんの歯の形と色に合わせた人工歯を作ります。
ロ腔内にぴったりと合うことを確認し,インプラント体の上に取り付けます。
5.治療後の歯磨きと定期健診
- 天然歯と同様に、よくお手入れしてください。
- 毎食後、そして、就寝前に丁寧に歯磨きをしてください。
- 歯ブラシは柔らかいものを使用し、定期的に交換してください。
- 歯科医師による定期的なメンテナンスを受けてください。
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関歯科医院
院長 関光輝(プロフィールはこちら)
日本歯周病学会/日本インプラント学会 所属
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